日経225 注意点

日経225で取引する時の注意点って?

日経225(今から40年以上前に、日本経済新聞社が東京証券取引所から、その算出や公表を引き継いだのだとか)先物取引は、約定値段の1000倍に取引数量を乗じた金額で取引を行っているのです。つまり、決められた「証拠金」を証券会社(有価証券の売買を行ったり、売買の仲介を行ったりする会社のことをいいます)に預けることで、その数10倍の金額で取引を行うことができるのです。この場合、当たり前のことですが利益が出た場合には、遥かに大きなリターンを得る事が可能です。けれど、反対に損失が発生するとは、証拠金以上の損失になってしまったケースもあります。証拠金(いざという時の担保ですが、損失が出た場合にはここから引かれてしまいます)以上の損失を出した場合には、追加で証券会社(有価証券の売買を行ったり、売買の仲介を行ったりする会社のことをいいます)に証拠金を差し入れなければなりませんし、強制的に損失を抱えた状態で建玉を決済させられてしまうケースもあるかもしれませんね。必要な証拠金(いざという時の担保ですが、損失が出た場合にはここから引かれてしまいます)計算も、各証券会社によっても異なるはずですし、計算の値もその都度変更になりますので、自分でちゃんと計算できるようになる事が大切なんです。日経225(ミニができてからは、ミニに対して「ラージ」と呼ねれることもあるようです)先物取引をはじめる前には、リターンも大きいけれど、その分、リスク(時にはあえてそれを承知でトライする必要があることも)も大きな商品だといった点を十分に理解しておいて下さい。また、日経225(日本経済新聞社の登録商標であり、海外でもNIKKEI225と表記します)先物取引は投資商品ですので、もちろん、元本や利益が保証されているわけではありません。「投資商品(ブームになった頃には、おいしい時期は過ぎているという説もあります)は儲かる」等と言った甘い言葉に惑わされ、先物取引の仕組みを理解してないままに取引を始めないようにして下さい。日経225(ミニができてからは、ミニに対して「ラージ」と呼ねれることもあるようです)先物取引の決済では、満期日まで待たずに反対売買によっては利益や損失を確定する事ができます。株取引(取引量のことを「出来高(できだか)」といいます)をしたりしていた方はイメージが沸かないかもしれませんが、買いからでも売りからでも、どちらからでも入る事が出来ますので、それにも慣れるようにしましょうね・



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